ペットと一緒に引越し|犬・猫の移動方法と必要な手続き
犬や猫と引越しする際の移動方法、ストレス軽減策、必要な届出手続きを解説。ペットの安全な引越しのための完全ガイド。
ペットの引越しは事前準備が大切
ペットにとって引越しは大きなストレスです。慣れた環境が突然変わるため、体調不良や問題行動が出ることもあります。事前にしっかり準備して、ペットの負担をできるだけ減らしましょう。
移動方法の選択肢
自家用車で移動する
最もおすすめの方法。ペットのペースに合わせて休憩できます。
クレートやキャリーケースに入れて、シートベルトで固定する。
車内の温度管理に注意(夏場は特に熱中症に注意)。
こまめに休憩を取り、水分補給をさせる。
ペット専門の輸送業者に依頼する
長距離の引越しや自家用車がない場合に便利。
料金は30,000〜60,000円程度が目安(距離やペットの大きさ、業者による)。
温度管理された専用車両で運んでくれる業者もあります。
公共交通機関を利用する
電車やバスでは、ペットをキャリーケースに入れるのがルール。
JR各社ではペットケースのサイズ制限があり、手回り品料金(290円程度)がかかります。
新幹線に常設のペット専用サービスはありません。
タクシーはペット同乗OKの会社を事前に確認。
犬の引越しで必要な手続き
犬は狂犬病予防法により登録が義務付けられているため、引越し後に届出が必要です。
同じ市区町村内での引越し
役所で登録事項変更届を提出。
異なる市区町村への引越し
引越し先の市区町村の役所または保健所に登録事項変更届を提出。
引越し後30日以内に届け出る必要があります。
必要なもの:鑑札と届出書(注射済票が必要かは自治体により異なります)。
マイクロチップを環境省指定登録機関に登録済みの犬は、同機関で住所変更をすれば市区町村への所在地変更届は不要です(ワンストップ)。
マイクロチップの住所変更
環境省の「犬と猫のマイクロチップ情報登録」サイトからオンラインで変更可能。
オンラインまたは郵送の2通りで手続きできます(住所変更の手数料は無料)。
猫の引越しで必要な手続き
猫は法律上の登録義務はないため、基本的に届出は不要。
ただし、マイクロチップを装着している場合は住所情報の変更を忘れずに。
自治体によっては届出が必要な場合もあるので確認しましょう。
引越し当日のペットの過ごし方
引越し作業中は玄関の開け閉めが多く、ペットが脱走するリスクがあります。
作業中は別の部屋やケージに入れておく。
可能であれば、友人やペットホテルに一時的に預ける。
ドアには「ペットがいます」の張り紙をしておく。
引越し業者にもペットがいることを事前に伝える。
新居でのストレス軽減策
犬の場合
最初は1つの部屋から慣れさせる。いきなり全部屋を自由にさせない。
以前使っていたベッドやおもちゃを同じ場所に置く。
散歩コースを早めに見つけて、新しい環境に少しずつ慣れさせる。
猫の場合
猫は環境の変化に特にデリケート。以前の匂いがついたものを置くと安心します。
最初の数日間は1部屋に限定して過ごさせる。
隠れ場所を用意してあげる(ダンボール箱でもOK)。
トイレの場所がわかるように、使用済みの猫砂を少し混ぜておく。
引越し前にやっておくこと
かかりつけの動物病院で健康診断を受ける。
新居近くの動物病院を事前にリサーチしておく。
ペット可物件でも飼育規約を確認(頭数制限・犬種制限など)。
迷子札やマイクロチップの情報が最新か確認する。
その他のペットの手続き
その他のペット
特定動物(危険動物):2020年6月施行の改正動物愛護管理法により愛玩目的の新規飼育は禁止。既許可者のみ現個体の飼育継続可、引越し時は移動先自治体で許可要件を要確認
特定外来生物:変更日から30日以内に管轄の環境省地方環境事務所へ住所等変更届出書を提出
ペットの引越しストレス対策グッズ
事前に揃えておくと安心なグッズリスト:
クレート・キャリーケース:移動時の必需品
フェロモン製品:猫用「フェリウェイ」・犬用「アダプティル」など
使い慣れたタオル・ベッド:旧居の匂いがついたもの
おもちゃ・おやつ:ストレス時のご褒美用
粗相用シート:環境変化で粗相する可能性に備える
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